2017年ありがとうございました!
今、2017年12月31日に書いてます。
書き終わって投稿するころには2018年1月1日になっていることでしょう。
モヤモヤとしたイメージが文章になって紙に書き出され、人に伝わり形になってゆく・・・
必要な時に必要な出会いが訪れて、いろんな事が決まってゆく。
いろんな人に助けられているんだという事を本当に感じた一年でした。
去年の今頃は究極の選択をする事なんて夢の中の事。現実と想いの差異から逃れたくなった時に「いつかこんなお店をするまでの我慢だ」なんて思っていたただの夢。
でも、いろんな事件や誤解があってもうダメかと思っていた時に背中を押してくれた先輩や仲間たちが助けてくれたからここにこうやって記事を書いています。
そう思うと、すべての事、遡れば20年前からの事はすべてここにつながっているように思えるほどにパズルのピースがはまっていく感覚です。
色々なお客様がいろいろな問題を抱えてメガネを作りにやってくる。
それの全てに最善の答えを用意したいと思って勉強したり人に会いに行ったりしました。
失敗を繰り返し何が本当かわからなくなった時もありました。
単に毎日決まった事をやって仕事以外はメガネとは全然関係ない事で人生を楽しむ。
守るべきもののために義務を果たす。
生き方にはいろんな考えがあってどれも全て正しいのだと思います。
でも、僕はバカだから持ってしまった信念とうまく折り合いをつけていく事が出来なかったんです。
メガネの仕事を生業としてしまったことに恐ろしさを感じる事があります。
なぜなら「人の視覚をいじり、人の人生を左右してしまう事がある」からです。
じゃあそこで、できる事を極める道を選ぶのか?
それとも、深く触らないのか?
深く触らなくても、触ってしまっていることには変わりない。
それが新たな問題を生み出す原因になっているのだとしたら、私に選択肢はなかったんです。
そうしたら、環境とのバランスが取れなくなって行く。
勉強すればするほど、学べば学ぶほど、よりよくしたいと思うほど、どんどん自分が追い詰められる。
なまじメガネの真の存在意義を知ってしまったから自分はどうしたらいいのかわからなくなってしまう。
人には無謀だと思われ、人によっては裏切りと言われているかもしれない。
だけど、僕の知識や技術を詰め込んだステージを作って人の困りごとを少しでも解決する事ができたら、それが恩返しになるって思うしか自分が生きていく方法は無いと思ったんです。
だからプラオプは僕の人生です。
バカだから「視覚を整える事を最優先に考える」事をアピールしたらお客様が集まって売上が上がるとか、そんな経営者としてのバランス感覚を持てる気がしません。
それができたら、会社を辞めていません。
バカだから「視覚を整える事を最優先に考える」事しか出来ないのです。
プラオプはメガネで困っている人の専門店、僕が考える本当の眼鏡店をつくります。
あけましておめでとうございます。
力になってくださる皆さんに、応援してくださる皆さんに、今までお世話になった皆さんにありがとうございます。
これから出会う皆さんに、どうかよろしくお願いいたします。
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