【事例紹介】トレーニングの効果
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
さて、以前「機械が弾き出したデータに騙されない為に。」という記事を書いたのですが、近視の強すぎる眼鏡と、機械のデータではとても強い近視度数がはじき出されてしまうという事例です。
昨日、その事例の「O様」がプラオプクリーナーのおかわりと、1ヶ月の経過を確認にいらっしゃいました。
測定当日、ピントを入れる方は比較的できても、長く近視の過矯正+乱視未矯正の眼鏡を掛けていたせいかピントを抜くのが苦手っぽい。無意識にピントをいれてしまうクセがある感じ。
ピント合わせの機能が崩れてしまっている事を「フリッパーレンズテスト」の結果が示していました。
おそらくピッタリ合った眼鏡であっても勝手にしなくても良いピント合わせをしてしまって遠くが「ボケる」ような感じになる事が予想され、実際出来上がりをお渡ししたら「遠くが見えにくい」という感想でした。
単純に眼鏡を整えただけではおそらく不十分なので、「フリッパーレンズトレーニング」をお勧めして毎日やっていただいたわけですが、
その結果には正直驚きました。
その前にフリッパーレンズとは・・・
こんな感じで一方は「ピントを余計に入れるレンズ」もう一方は「ピントを抜くレンズ」が付いていて、それを交互に見てピントが合ったらひっくり返す・・・という使い方をします。
測定の時は1分で16回(標準よりも弱い±1.50という度数で)という結果。コレは少し遅いですし、ピントを抜くほうの反応が特に遅い。
標準は1分で16回(±2.00という度数で)~24回以上です。
・・・
さて、一ヶ月頑張っていただいてどうなったか・・・
標準のレンズ(±2.00)で36回!!
とても早くなっています。
やはり「遠くはよく見える」
あと、
「今まで肩こりは無いと思っていたけど肩が軽くなった」「楽」と感じられているそうです!
フリッパーレンズは見ているものを一定の位置にキープしながらレンズを使ってピントを入れたり抜いたりしますが、これは目のピント合わせの筋肉に対する「ストレッチ」になります。
また、寄り目と離し眼のトレーニング、つまり近くを見るときの「両眼視」のトレーニングにもなるのです。
なので、今後は毎日でなくても、ちょっと近くを見続けたようなときにフリッパーレンズでストレッチをすれば、眼の疲労を和らげる事にも活用できます。
プラオプには4段階の度数のフリッパーレンズを常に用意しております。単に眼鏡だけではなく、その先にある「視覚」を整える事に繋がる部分までお手伝いしたいと思っております。
O様ありがとうございました!
良い視界を得られたのはO様の頑張りの成果です!!
また様子を聞かせてください!
こんにちは この記事の過矯正の方のトレーニング を読んで是非教えていただきたいと思い書かせて頂きました。 小6男子のことです。7月末過矯正と言われ8月初め-5.5から-2.5までパワーダウンした眼鏡にし、10月半ば-2.5から-2.0までダウンした眼鏡にしました。11月現在手元30センチの本は見えるが学校の黒板の大きい字は何とか見え小さい字ははっきり見えない。最終的には-0.75までダウンしたいと言われていますが、かなりの過矯正で大変驚いています。医師に、この子は調整するときとても強い力がはいる。と言われました。何とかパワーダウンしても見えるようにしてあげたいと思っています。教えていただきたいのは、この子にフリッパートレーニングしてもいいかどうか?
家庭用ワックがあるがこれはフリッパーとは全く違う機能なのか?
フリッパートレーニングをするには眼鏡屋さんに行くといいのか?
長い質問で申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
フリッパーが有効か?は様々なデータを検証しないとわかりません。
いただきました文面で、なぜこれほど強い過矯正の眼鏡を掛けるに至った経緯に関心があります。
おそらく散瞳薬などでピント合わせ力を麻痺させた上で-0.75という事だとおもうのですが、もしそれが正しいとしたらピント合わせを麻痺させた状態では-2.00の眼鏡よりも−0.75の眼鏡の方が遠方の視力が向上していると考えるのが自然に思います。
そうであれば、過剰に働きすぎるピント合わせを正常な状態に戻す対処が必要でしょう。
そして、両目で物を見る機能が連動して働くピント合わせを過剰に働かせてしまっている事もあったりするので、何がそのようにさせているのか?によって対策は変わると思います。
フリッパーはワックと同じように目のピント合わせに作用するものです。ワックを使われていいるのならばフリッパーの方が効果が出るとは考えにくいです。
他の眼科の先生の診察とご意見を聞かれてみてはいかがでしょうか?
ご回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。