夜の眩しさを調べるために
こんばんは! プラオプ ハセガワです。
前回は夜の眩しさ対策レンズのお話でしたが個人個人で違う眩しさに対して、どんなレンズや色が効果的なのか?
これを実際に体験していただきたいと思うわけです。
そこで、屈折測定(近視とか遠視とかの度数測定)と両眼視測定(視線ズレや立体感覚の測定)とともに眩しさ検査もできないものか?
視覚を整えるため、なるべく正確な測定を行うためには「自然に見える明るさと距離」が重要。プラオプ が行う「両眼視検査」の「ポラテスト」は特にそのような「環境」が大切なので、6mの距離があって明るさがあり、その明るさを調節できるような検査室を持っているわけです。
そして「ポラテスト」を行うためには最も理想的な視力標である「ZEISS:VISUSCREEN」を装備しております。
この組み合わせが眩しさ対策レンズの違いを体感するのに大変役に立っているのです。
夜の眩しさ対策
つまり暗室にできる事。これ重要。
プラオプ の検査室は暗室にできます。
真っ暗です。
グレアがあると、部屋が明るい時よりも視力標のバックライトの明るさが表示されている文字をボヤかしてしまったりします。
さらに、白黒反転モード
こうする事で文字が滲み、見えにくくなってしまう事があります。
グレアの影響を具体的な視力の変化として感じられるのです。
そして
下の方にLEDランプが付いてます。これは色々な使い道があるんですが(マドックスという特殊レンズを使って視線のズレを測ったり・・・)眩しさを強く感じると直視するのがシンドく感じる事があります。
ここに眩しさ対策レンズを乗せると、光のボワっとしたのが小さくなったり、直視できるようにったりする事があります。
さらに、眩しさがあるとコントラスト・・・簡単に言えば明暗差を感じにくくなる・・・ちょっと薄い文字が見えにくくなったりする場合があります。
これを知りたい。
そんな時は・・・
こんな風に文字の濃さを変える事もできます。
このような「視力表」を使い分けながら、その上から先回紹介したような眩しさ対策レンズを目の前にかざし、用途に合い最も効果的なレンズやカラーをチョイスするわけです。
使いこなせばいろんな事を調べる事ができる。このVISUSCREENは本当に良くできています。新潟県では2台しかないようで全国的にも採用しているところは少ないかも・・・しかも最近の眼鏡屋さんのトレンドは視力検査室を小さく、もしくは視力検査室を持たずに超コンパクトな設備で測定するところが多くなりました。
理想的な測定環境を用意したいと思ったプラオプ の測定室は眩しさを調べるうえでもとても便利な空間です。
そして明るい時と暗い時の「視紋(目のレンズの歪み。造語です)」がとれるiProfiler+のデータはとても参考になります。(これも県内では1台、国内でも20台位らしいです)
単に「見える」だけではなく「見え方の質」も大事な事。
案外仕方ないと思っていた見え方も、眩しさの影響を受けているかもしれません。
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