私たちはボヤけた世界に生きている・・・
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
目の事を考えていて、ふと思った事なんですが誰しも可能であれば「ハッキリくっきり見たい」と思います。
そのためには、目の奥の網膜といわれるセンサーにピントがピタッ!と合っていないといけないわけです。
ここで不思議に思ったのは「ピントが合う為に何をしているか?」「目のレンズが光を曲げて、ピントを合わせている」「という事は目という臓器がハッキリと見えるような仕組みにできている」「ならば目にレンズが無くて網膜だけならばハッキリとみえていないということ」
????なんのこっちゃ?ですよね。
絵を書いたり写真を撮ったりしたときに、どう表現するか?といえば表現する主役をハッキリと描いたり写したりします。
つまりは目で見えたままを表現する。
「目で光を曲げている」のなら、世界に溢れる光は「目が光を曲げる前」のままであるはず。
それってどういう状態なんだろう?って思ったわけです。
基本的に光というのは、出発したところから広がっていきます。
そして何かにぶつかったら、そこからまた広がっていきます。
その広がってゆく光を目のレンズで曲げてピントを合わせているのです。
目のレンズがないならば・・・
ものすごくピントが合っていません。
という事は、世界は広がってゆく光で溢れているものすごくボヤけた状態。
世界をハッキリとしたものに見せているのは私たち自身なんだ・・・という事を考えたとき、なんだかとても不思議な気分になったのでした。
おしまい!
カメラのお話番外編と合わせて非常に面白いです。
まさにピンホールカメラです。生物の進化で光を曲げる水晶体を獲得したことはすごいですよね。
コメントありがとうございます。
当たり前に感じていることも、よく考えてみたら不思議な事だらけですよね。