「進化の道具②」ー視力とは何か?その1ー
こんばんは! プラオプ ハセガワです。
前回は「スマホは臓器!」というお話から、道具を生み出す事が人の進化なんじゃないか?「見る」という仕組みが現代にマッチしなくなってきているのではないか?というお話でした。
道具を生み出す事が人の進化ならば「見る」事を補う道具が人類の次のステップに必要なのかもしれません。
そもそも視力とはなにか?
見え方の評価として「視力」っていうのが出てきます。
「ようするによく見えているかどうかでしょう?」
その通りなのですが「視力」って実はとても深いんです。
眼鏡は視力を合わせているわけではありません(エ?!)ピントを合わせるのを助ける道具です。視力とは、それによる結果です。
眼鏡の強さを「度数」と言います。これはレンズが光を曲げる強さの事。
つまり眼鏡とは眼球が持っているピントのズレを補うように光を曲げる道具です。
眼鏡をかけて「視力」が上がるのは、その結果です。
視力が良いとは?
「遠くにある視力表を見て、どれだけ小さな物が判別できるか?」
一般的に視力というと、そう思い浮かべるのではないでしょうか?
「会社の視力検査で視力が落ちた」とか「免許更新がギリギリだった」という事で判断されるのは、そういう事ですよね。
もし、遠くを見たときにピントがちゃんと合っているのに視力が落ちているとしたら・・・?
それは眼鏡やコンタクトで補正を掛ける以前に、眼病などによる目そのものの変化を表しているという事です。
つまり遠くの視力を測るだけでは、単に眼鏡やコンタクトが合っていなから視力が落ちている(ピントが合っていない)のか?眼病によって視力が落ちているか?を判断する事はできないという事なのです。
では、視力低下がピントが合っていないからなのか?眼病によるものなのか?をどうやって知る事ができるでしょうか?
それは「度数」がヒントになります。つまり度数を調整してピントを合わせて視力が出るか出ないか?
目の度数が変化した事が視力低下の原因ならば、度数を調整して目にピントを合わせ直せば良好な視力が得られます。
(度数変化の原因が病的なものではないとして)ピントを合わせ直したら高い視力が出る・・・これを「矯正視力」というのですが、大事なのはこの「矯正視力」であり、目の健康を考える上で大変重要なデータです。
眼病が原因か?単純に度数があっていないからか?はこの「矯正視力」がものを言うのです。
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