Q&A

  1. HOME
  2. コラム
  3. 【事例紹介】お子様の眼鏡を作るために

【事例紹介】お子様の眼鏡を作るために

こんばんは!プラオプ  ハセガワです。

今日の事例紹介は2歳のSくん。

大きくなったので2つ目のメガネです。

お選びになったのはトマトグラッシーズの丸メガネ。

どうです??とってもオシャレに決まっていますね!!

うーん!髪型もお洋服も靴もメガネもバッチリ決まってますね!

カワイイ!!

Sくんありがとうございました!メンテナンスいつでも待ってます!

お子さんのメガネをなるべく正確に作るために・・・

眼科の先生から処方箋をもらって眼鏡を作る。

その眼鏡でしっかりと効果を出すには、度数が良くてもメガネが正確でなければなりません。

処方箋通りの度数を作るには、間違えないでレンズを注文してそれをフレームに正しく組み込むわけですが、レンズメーカーから送られてくるレンズは基本的には「丸」

それをお店の機械や手でフレームの形に削って組み立てます。

でもその前に大事な事があります。

選んだフレームがちゃんとお顔に掛かるのか?を見て、ちゃんと掛かるように直す事。そして、眼鏡を掛けたうえでどこに瞳の真ん中がくるのか?を測らなければ「顔にかかった時に正しい」メガネにはなりません。

例えば2歳くらいで初めてのメガネ。

メガネのフレームを細かく合わせたり、瞳の真ん中がどこにくるのか?を測るのはなかなか難しいです。

なんたってみんな元気ですからね!ピタッ!と止まる瞬間がメガネを作るうえでは大事なのですが、それはなかなか難しい。

顔に何かを掛けるという事はお子さんにとってはストレスで「イヤイヤ」になっちゃうのは当然だし、「ここをジッとみてくださいね!」といっても難しいでしょう。

そこでプラオプ は「写真」を活用しています。

シャッターチャンスを狙ってパシャ!!

それを見てレンズの中心やフレームの傾き具合などを計算する事ができるのです。

例えば、今日お渡ししたSくんは・・・

めっちゃ上手に撮れましたね・・・

それを実物大に拡大して線を引くと・・・

寸法が実測できます。

真ん中に光るリングの位置から三角関数などを使えばフレームの前後の傾き具合、左右の傾き具合など、様々な情報が分かり正しいレンズの中心位置を割り出したり、取り寄せるフレームを予めうまく掛かるように曲げて調節しておくこともできるのです。
ついでにレンズの必要な大きさも正確に読み取れます。
この写真だともう少し高さを上げたいので、その分も予め計算しておきます。

フレームの掛かり具合を測定する装置もありますが、元気なお子様をそれで測定するのは大変難しい・・・だって正しい姿勢でジッとしていないといけないから・・・

だけど写真なら僕がお子さんに合わせて動けばいいし何枚も撮影してベストショットを使えばいい。

 

プラオプ が普段着で仕事をしているのは、お子様に少しでも緊張をあたえない為という理由もあります。

そして靴を脱ぐのでお子様がゴロゴロしても大丈夫。
プラオプ スタッフも一緒にゴロゴロしながらメガネ合わせをします。

お子様用フレームを引き出しの最下段にしてあるのは、あくまで主役のお子様が自分の目線で選べるようにする為なのですが、そうなると大人は床に座ると色々と都合が良いのです。

Sくんの写真もハセガワは座って撮ってますからね。

そして、トマトグラッシーズの場合、正確に合わせる為の純正パーツセットを用意しています。

鼻当てが9種類と、目とレンズの間の距離を調節するスペーサーが3種類。

あとは腕の長さを切ったり熱を加えて曲げたりして合わせます。

でも、ちょっと馴染んできたり時間が経って少し変形すると下がってしまったりします。

なので、メンテナンスもメガネが正しく機能するには大事な事なので、ご遠慮なくいらっしゃって下さい!

お子様大好きプラオプ でした!

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

アーカイブ