東京でセミナーを受けてまいりました!
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
昨日はお休みをいただき、東京は五反田で行われたセミナーを受けに行ってまいりました。
僕は「SS級の認定眼鏡士」を持っております。
認定眼鏡士は眼鏡に関わる知識や技術を試験して合格して取得するのですが、それだけではなく、生涯教育といって教育を受け続けなければ更新ができません。
各地区でセミナーは行われるのですが、東京で行われた今回のセミナーの内容は僕が一番興味のある内容だったので足を運んでまいりました。
その内容は「ビジョントレーニング」について。
眼鏡は「視覚を整える」入り口にあって、その効果や影響はとても大きいわけですが、入り口を過ぎた部分に問題のある特徴を持っている方には正しい眼鏡だけでは不十分な場合があります。
「ビジョントレーニング」という言葉だけを取った場合、非常に広い意味があります。
目で受けた刺激を意味のあるものとして認識し、それに応じ体を正しく動かす・・・
そこまでが「視覚」なのです。
この分野はとても奥深く、お子さんの学習や運動、アスリートのパフォーマンスなどにも大きく影響します。
ビジョントレーニングの知識は視覚に携わる者として必要不可欠な知識です。
なので各地に足を運んで学んでまいりました。
プラオプは「眼鏡店」ですから、まず最適な眼鏡を作る事が使命です。
ですが、病気などではなく目の個性が眼鏡だけでは解決できない問題を起こしている場合には単に眼鏡を合わせただけでは足りません。
その特徴を知って適切な対応をする為に、あえて小さな店に今主流の省スペースでできる測定設備を使わず、実際の距離を感じる6mの検査室を使って視力だけではない「見るための機能」を時間を掛けて調べるのです。
その結果、適切な眼鏡+お客様の努力が必要となることが良くあります。
疲れなどが目の個性による場合など長い時間を掛けて積み重なってきた結果だったりした場合、正しく見える事を「異質」に感じそれを受け入れるのに苦痛を感じる事があります。
しかし、それを乗り越えたときに初めて問題が解決して快適さが生まれる・・・
いわゆる「慣れる」とよく言われますが、そういった「変化に対する努力」
そして、目の特徴としてもっている苦手な部分を「強化するための努力」をしなければ解決しない事も多いのです。
特に多いのがプラオプブログでも良く書いている「寄り目ができない」事
そして、ピントあわせを適切に使えない事
さて、「見る事」に苦労がある場合、単にそういう目の個性を持っているだけでは問題は起きません。
個性に合わない目の使い方をし続けることで問題が起きるのです。
つまり、「寄り目」と「ピント合わせ」は両方とも「近くを見続ける」為に必要な事なので、それが苦手であったとしても生活の中でその頻度が多くなければ問題は起きないのです。
しかし、「スマホ」が必需品になってしまっている事に代表されるように、現代は近くを見なければ生活になりません。
だから、問題を感じる人が増えたのです。
寄り目が出来ない目に対していわゆる「弱い眼鏡」は逆に寄り目を強要する方向に働き問題の解決にはなりません。
ピント合わせに問題がある場合それを軽減するには「弱めの眼鏡」が適する場合があります。
この相反する問題は独立して起こるのではなく、同時に起こっている事の方が圧倒的に多いのです。
だとしたら解決策はなんでしょうか?
まず、遠視や近視、特に乱視など「目が鮮明な映像を見る事」を妨げる要因を排除して正しく見える状態にする「眼鏡」を掛ける事。
そして、「寄り目」を鍛えてしまうこと「ピント合わせ」をスムーズに使えるようにしてしまう事です。
実はこの「寄り目」はトレーニングの効果が出やすい傾向にあります。
プラオプは眼鏡で解決できる事を眼鏡に落とし込むため、測定に手間をかけます。
トレーニングが必要な場合その方法をアドバイスしております。
今回のセミナーは「ビジョントレーニング」の大枠ではなく、そういった「眼鏡+何か」の部分に的を絞ったモノだったので参加してまいりました。
より効果的で分かりやすく、楽しく取り組める工夫をもっと追求していくつもりです。
さて、トレーニングを薦めたお客様。
トレーニングやってます?
なかには効果が出てるお客様もいらっしゃいますよ!
クリーナーの補充とかメンテナンスに来てくださいね!チェックしますから!
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