鏡はなんで左右が反対に映るのに、上下はそのままなの?
こんばんは! プラオプ ハセガワです。
本日と明日の15日はお休みをいただきます!
さて・・・
鏡って左右がひっくり返って映るのに、なんで上下はそのままなんだろう・・・
不思議!
鏡に映った自分が右手を上げると左手をあげている・・・
なのに頭は上で足は下にある・・・
答えは実は簡単で「なんにもひっくり返って映ってはいない」のです。
だって自分の右にあるものは鏡の中でも右に映り、左にあるものは左に映っている。上にあるものは上に映るし、下にあるものは下に映っているのですから「なんにもひっくり返っては映ってなどいない」のです。
あなたが右手を動かしたらあなたから見て「右側に映っている右手」が動くのです。これが鏡の中で左側に映っている手が動いたらそれこそホラーです。
つまり、実際に人と向き合ったら「自分から見て右にあるのは相手の左」という現実を鏡に映っている自分にも当てはめて感じてしまうからなのです。
鏡の中に映ったあなたの右手は「まぎれもなくあなたの右手」なのです。
では「鏡文字」は?
鏡に映した文字は確かに左右が逆になって読みにくいですね。
でもよーく考えてください。
「文字を鏡に映す」ためには何をしなければいけないでしょうか?
書いた文字を自分が見ている側から裏返し、鏡に映るようにしなければなりません。
つまり、鏡に映ったから字がひっくり返るのではなく、「裏返した文字を鏡はただ映している」だけなのです。
だって、裏側から透かして文字を見れば、それは左右が反転しているからです。
左右にペロンと裏返して鏡に映せば、いわゆる「鏡文字」に、上下にペロンと裏返して鏡に映せば左右は反転せず上下が反転して映るはずです。
つまり鏡とは、見えている物をそのまま映しているだけで、上下もましてや左右も反転などしていないのです。
鏡の話はもうちょっと続きます。
ではまた次回!
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