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「物がダブって見える」をメガネで。

こんばんは!プラオプ  ハセガワです。

元々は新潟、今は千葉にお住まいのお客様がいらっしゃいまして眼鏡をお作りくださいました。

好きな映画をちゃんと見たい!

いままでなかなか眼鏡がよく見えない・・・

お調べさせていただくと、上下左右に視線がずれている状態。

特に近視で内斜視といわれる内側に視線がズレてしまっている状態の場合、近くを見ることは普通にできてしまうので、その時は両目で見ているわけです。しかもちゃんと。

でも遠くを見たときに視線を平行にするのが難しい。

その時に、片目を無意識に使っていない状態であれば、視界が二重になるという混乱した視界にはならないわけですが内斜視の場合、近くをちゃんと見る事ができるので遠くをみても両眼が働いている状態を維持してしまう・・・だから視界が二重にみえるという事がずーっと付きまとってしまう・・・という事があるようです。

両眼が同時に働くというのは「両眼視」という2つの目が協調してみるという事の基礎なので、とても大事な事なのですが、片目、片目の近視や乱視を正確にあわせても、視界がハッキリしてしまう分だけより一層「ものが二重に見える」という事が強調されてしまい、とても掛けるのはシンドイ眼鏡になってしまう・・・。

近視とは

乱視とは

じゃあどうするか?

両眼の視線が目標に合うようにすればいい。

書けば簡単ですが、ズレを測定するにはいろんな道具やテクニックがいるわけですが、もう一つ大事な事。

それは病的な事が原因で現れた物なのか?あるいは心因的な問題で現れたものなのか?それとも元々持っている個性なのか?を考えて、眼鏡でお助けするべきかどうかを判断しなければならないという事がとても大事だと思います。

今日のお客様は、そういった事ではなく眼鏡でお助けできるケースだったのでプリズム眼鏡をお合わせしました。

プリズム眼鏡

でも、ズレを全部は組み込みません。

あくまで「自分では補いきれない分」をお助けするのが眼鏡の役割。

なのでその「補いきれない分」を組み込んだ眼鏡をお作りします。

近くを見た時は両眼が協調して働く・・・ということは、その範囲であれば物を立体的に感じたりする事ができているという事。

なので、眼鏡を使って遠くに視線が合わせやすくなると、遠くも立体的に感じる事ができるようになる場合が多いようです。

でもそれだけでOKではありません。視線のズレを補う力を強化する。遠くを見るために視線を平行にするとは、どういう風に目を動かすのか?をそれをコントロールする「脳」に教えてあげなければなりません。

そのために家庭でできるトレーニングをお土産にしました。

可能であればプリズムを無くすのは難しいかもしれませんが減らす事ができたらいいな・・・。と思っています。

実際に仮の眼鏡でかけていただくと「遠くが普通に見える!」

プラオプ の3Dテレビで映画を見ていただいたら「立体的に見える!」

とおっしゃっていただけました。

もちろん眼鏡ができあがってお渡ししてからがスタートですが、好きな事が楽しむ事ができるようになったら嬉しいですね!

物がダブって見える・・・といった場合、片目を隠してそれを感じるのであれば、「乱視」の可能性があります。

しかし、片目、片目ではちゃんと見えるのに両眼でダブるとしたら、それは「両眼の視線ズレ」が原因の可能性があります。

「急になった」なら、すぐ眼科の先生に相談しましょう。

「斜視」の眼鏡はレンズをフレームに組み込むにも眼鏡のフィッティングにもノウハウが必要です。

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