スマホって目に悪いのか?③
こんばんは! プラオプ ハセガワです。
年をまたいだこの連載3回目。
前回はなんでスマホって近づけて見がちなんだろう?とい事で、結局画面が小さいからというとても単純な事を書いたわけです。
スマホは動画だけではありません。本や漫画、雑誌も読むことができます。定額を支払う事で定期刊行物を手元のスマホで読むことができる仕組みもありますね。
読みたいときに、あるいは興味があるものを、その場でダウンロードしてすぐ読める。
「書籍」という物体ではなく、そこに書かれた表現そのものを買う時代になりました。音楽もそうですね。今や全て「データ」で受け渡しができてしまう。
便利な世の中です。
逆に、インターネットを使って自分の創作物を世界に発信できるようになったことで、そこで見出された才能が書籍化されたり芸能デビューを飾ったりと実体になると言う流れも生まれて来ましたね。
スマホで本を読む。
そのときの姿勢はどうなるか?これも「画角」で考えてみましょう。
「本」の画角
例えば、ナカムラ氏がちょっと大きめの漫画を読んでいます。
こんな感じで
1ページの横幅が14cmで約40cmで読んでいます。
すると20°という角度になりました。
これをスマホで見ると?
最新のiPhone11で読んだとすると縦向きにして読むでしょうから横幅は約75mm。
同じ20°で見るとどうなるか?
約21cm!!
近い!!!
漫画のコマ送りで読ませるアプリもありますけども、やっぱり僕はページで見たい。だってコマのつながりも表現だし全体をなるべく見て読みたい。
小説や雑誌にしても、部分部分を拡大してみると、表示されている範囲はすぐに読み切ってしまうのでその度に画面を動かさなければなりません。
うん、めんどくさい。
だから1ページ全体が画面に表示されるようにする。
そうすると、小さな画面で十分に読みやすい距離まで近づいて見ることになる・・・いや「近づかざるをえなくなる」と言うことなのです。
うん、近い。
でもこの姿勢って普段よく見かけますよね。
小さな画面で読むには自然と近づいてしまうんですね。
「スマホを近づけすぎない」とはよく言われます。
最新機種が出るたびに画面が大きくなってはいますが「普段から持ち運ぶ」ときに邪魔にならないとなると大きさには限界があります。
いくら近づけたくなくても、普通に見てれば勝手に近づいてしまう・・・そんなもんだと思います。
「ゲーム」はどうだ?
それにもまして「ゲーム」は画面の中に沢山の情報が詰まっています。動画や読書が自分のペースで楽しめるのに対し、ゲームは「見た」情報から瞬時に次に何をするべきかを考えなければいけません。
小さな変化も見逃せません。
となればより一層近づいてしまう事はスマホでゲームをする以上は避けられないことなんだと思います。
携帯型ゲーム機といえば「ゲームボーイ」!
電池がめちゃくちゃ消費される白黒画面のゲーム機。知ってる人はまぁ僕と同世代でしょうね。
「ドット」と言われる小さな点がハッキリと見えていたはずですが、スマホはどうでしょう?
点の存在を感じません。
それだけの進化を物凄い速さで遂げているわけです。
その進化が「スマホを近づけてしまう」原因にもなっているのですが、その辺はまた明日。
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