スマホって目に悪いのか?④
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
また明日!とかいって3日ぶりの更新・・・。
申し訳ございません。
でも年末調整からの納税も終わってスッキリしました!と言う言い訳・・・
さて!前回は本を読むのも近づいちゃうよね・・・しかたないよね・・・というお話でした。
近づいてしまうという切り口で書いて来ましたが、僕が思うに「近づいても見れる」「近づいた方が見える」という事がそれを可能にしていると思うんです。
一見すると当たり前に感じるかもしれませんが、15cmに近づいても綺麗に見えるって物凄い技術だと思いませんか?
視野1°あたりの解像度
解像度とは、どれだけ細かく表現できるか?と考えて良いと思いますがテレビやパソコン、もちろんスマホもそうですし、印刷物、写真も色のついた「点」の集まりで表現されています。
テレビも普通に見たらこう
近づけばこう
スマホも普通に見たらこう
近づいたらこう
ディスプレイの解像度を考えるのに「ppi」という単位があります。
これは1インチ(25.4mm)の長さに何個の点(ピクセル)が並んでいるか?を表した数字。
これが大きければ大きいほど細かく描かれていると言う事です。
さて、人はどれくらいの細かさまで感じることができるのでしょうか?
これを考えるのに「角度あたりの解像度」というキーワードで調べると面白いデータが見つかります。
それによると「1°あたり47ピクセル」これが人間の限界で、それ以上細かくても見分けはつかないそうです。
さて、これはどう言う意味でしょうか?
例えばとても綺麗な「4Kテレビ」はある程度離れて見ればまるで本物がそこにあるかのような美しさで見えます。でも近づいて見れば点々つまりピクセルが見えてしまい、荒く見えます。
近づいた分だけ細かくしなければ同じハッキリさにはなりません。
では実際に「1°あたり47ピクセル」が機器によってどう違うのか?を考えてみます。
「1°あたり47ピクセル」
まずは100インチの4Kテレビはどれくらい離れたらそうなるのか?
1ピクセルの大きさが画面がデカい分だけ大きくなります。だいたい0.58mm位。
これだと1m55cm離れると1°に47個入ります。
ちなみに100インチのハイビジョンTVだと4m66cm位。
50インチの4Kテレビだと半分なので78cm位。
50インチハイビジョンだと2m33cm位
4Kのimac21.5インチモニターで31cm位。
フルHDの従来の普通の21.5インチパソコンモニターで100cm位
です。
さて、スマホは・・・
iPhone11proだと・・・
約15cm。
約15cm!!!!!
つまり15cm近づけて見てもブツブツガタガタしていない綺麗な画像が見れるのです!!!
その時の1ピクセスの大きさはなんと驚きの「0.055mm」!!!
100インチのハイビジョンTVの1ピクセルが1.73mmですよ!
4KテレビがハイビジョンTVに逆行するようにiPhone11proがハイビジョン画質に逆行したとしたら、単純に4倍離さないとブツブツが分かってしまう・・・その距離はだいたい60cm・・・
これでは、離れすぎて見えにくいでしょうね。逆に言えば離さないと綺麗には見えなかったわけです。
ブツブツが分かる画面は、文字を読むくらいなら問題なくこなせるでしょうが、今や動画やゲームをスマホで楽しむようになっています。
つまり
今のスマホは、近づけても綺麗に見えるとてつもなく細かい画面を搭載しているわけです。
小さい画面でいろいろな物が不満なく楽しめる。そんな進化が「近づけて見る」ということが勝手に起きてしまう原因なんじゃないかな?と思っています。
ここまでで「なんでスマホは近づいて見てしまうのか?」を考えてみました。
次回はそれによって何がおきるのか?
まだまだ続きます!!
こんにちは。まさしく、眼から鱗が落ちました。そうだったのかー!
これからも眼に良い情報をお願いします。
こんにちは!
記事を読んでいただきありがとうございます。
まだしつこく続くのでよろしくお願いします^^