大変!眼鏡がこわれちゃった!①
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
毎日使う眼鏡。
曲がってしまったり、傷がついてしまったり、時には壊れてしまったり・・・。
確かに残念なことですが、それは眼鏡が生活に寄り添っているからこそ起きること。
僕は毎日大事に扱ってピカピカの眼鏡を見るのもとても嬉しい事ですが、眼鏡が痛んでいるのもまた、実は使っていただいている事の証として嬉しいことでもあるのです。
といっても大切な眼鏡が壊れてしまった・・・お使いになっておられるご本人にとっては一大事です。
なんとかしなければなりません!
修理の方法もいろいろです
一番理想的なのは「新品同様に戻る」事です。
1.製造元で修理
製造元に戻して、作った工場で職人さんの手にかかった修理であれば全くの新品同様になって帰ってきます。(場合によりますが・・・)
しかし上記は比較的コストがかかります。そして場合によっては3ヶ月ほどの長期に及ぶ場合があります。
なぜかと言うと、お店に並んでいるフレーム。実は作るのに3〜4ヶ月くらいの時間が掛かっているのです。
修理の場合、一度表面処理を全て落とし、壊れた部分を修理して改めて作った時と同じ工程で仕上げなければならないので、製品を作るのと同じ時間が掛かってしまう場合があるのです。
時間と費用が掛かっても元の綺麗な状態に戻したい・・・とても気に入っているフレームをこれからも長く使いたい・・・と言った場合には理想的です。
2.部品交換
短時間でなんとかするには「部品交換」という方法もあります。
例えば腕の付け根が折れてしまった・・・と言った場合。腕だけを交換すれば工場に戻して行う修理をしなくて新品の部品が付きます。
しかし、壊れた場所によっては結局フレームの半分くらいのお値段が掛かってしまう場合があります。
腕の交換なら基本的にフレームのお値段の4分の1くらいなのですが・・・
フレームの表側部分はフレームのお値段の2分の1くらいします。
メーカーに部品があれば2、3日で直ります。
3.修理専門業者で修理
福井の鯖江にはメガネの修理専門でやっている業者さんがあります。
新品同様にはならなくても、比較的しっかりとした強度が確保でき、修理跡は残るものの低コスト、短期間で直します。
ただ、元々の色を完全に再現できないので色味が変わったりする事もあるので、どれ位のクオリティを求めるか?ですね。
ただ、メーカーでは製造が終わっている・・・製造元が不明・・・の時や、極めて難しい修理など、えええ?!これ!直しちゃうの?!という正に修理職人!!という感じです。
場合によりますが、金属フレームの部品折れで、修理跡が残っていいのなら3日〜7日くらい。比較的低コストです。
4.お店で直しちゃう
プラオプ 店内で直しちゃいます。
部品の折れは、ロー付といって専用のバーナーと金属を使って接合します。
当然修理箇所は火で炙るので塗装は剥がれますし、通常であれば短時間での溶接で作られているフレームの金属に、負荷を掛ける熱を加えるので脆くなる恐れがあります。
修理箇所は磨いてなるべく目立たない色を塗るのですが、当然塗装の質が全く違うので剥げてしまいます。
チタン製のフレームが今は大多数ですが、ロー付が難しいと言われるチタンもくっ付けちゃいます。
ハセガワはわりとその辺が得意だったりします。
費用は3,000円ほど頂いておりますが、修理方法の中では最も「修理した!」感が出るので、「緊急!!」と言う時以外はお勧めしておりません。
と、ここまでプラオプ の修理対応について書きましたが、ついこの間まさに「緊急修理!!!」という事例があったので次回ご紹介いたします。
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