【事例紹介】受験勉強と眼鏡
こんばんは!プラオプ ハセガワです。
大学の合格発表が行われましたね。
きっと一人一人、色々な人生の節目があった事でしょう。
今日は「受験勉強と眼鏡」についての事例です。
受験生のTさんと出会ったのは去年の9月、目が疲れるということで遠方からご相談にみえられました。
その疲れで、勉強にも支障がでていたようです。測定するといろいろと問題点が浮かび上がってきました。
まず「乱視」が放って置かれている。これは目に映る映像が鮮明でなく、しかも左右で異なっていればなおさら「両眼で見る」という機能が働くのを邪魔します。
それに「ピント合わせ」がうまく働くなっていて、それが色々と「見る」と言う機能のバランスを崩していたようでした。
なのできちんと「乱視」を矯正して左右のバランスをとって、ピント合わせに負担がないように近い距離が見やすいよう「近視の度数」を弱めにした眼鏡を用意する事にしました。
しかし、それだけでは不十分なので「ピント合わせ」と「両眼の視線合わせ」のトレーニングを並行してやっていただく事にしたのです。
状況は好転したものの、左右に交互に襲ってくる目の疲れはまだ残り再度測定を行う事になりました。
トレーニングを真面目に取り組んでくださったおかげで、少しですがピント合わせの柔軟性も増してはいたのですが、まだピント合わせと両眼の視線合わせのバランスはよろしくない・・・
どうやら眩しさにもその原因があるようで、いわゆる「ブルーライトカット」に大変高い反応を示しました。なのでさらに近くを見ることを助ける為に、勉強専用に近距離専用の眼鏡を用意し、さらにトレーニングのレベルを上げて続けていただく事にしました。
その間に眼科の受診をうけてみたり、デスクライトを自然光に近い光をだす物に交換したりと色々な工夫をして状況はより好転はしたようですが、まだ疲れがでる。
再度ご来店いただき確認のため測定してみると、ピント合わせの力は大変高まり、視線合わせも正常、ズレを補う力も大きくなり通常と言われる状態よりも高いレベルになっていたのです。
これは近距離用とした眼鏡の度数が弱すぎる=自力で負担なくできる状態を阻害するようになっていたので、最終的にかなりシッカリと合わせた眼鏡。具体的にわかりやすく言えば「遠方視力が1.0」以上出る眼鏡を試していただくと「近くの文字などが自然に目に入ってくる」という事でそれに変更をしました。
今思えば最初から最終的な眼鏡は掛けられなかったと思います。なぜならばそれに対応できる目力が整っていなかったから・・・
これはTさんが真面目にトレーニングを取り組んでくださった成果です。
そして先日「釣り用のサングラスのレンズ」の相談に久しぶりにご来店くださいました。
LINEで連絡をいただいてから、ずっと気になってソワソワしていたプラオプ はそこでとても嬉しいニュースを聞く事になったのです。
「終わりました!」
Tさん本当におめでとうございます!!!
Tさんが本当によく頑張った成果です!!
そしてそれを支えたご両親様、本当におめでとうございます!!
それを聞いた時に思わず熱いものがこみ上げてきました・・・
スマホやパソコンなどで大変近い距離でものを見るのが目に大きな負担をかけると言う話はもう耳にタコができるほど聞いています。
しかし、受験生は人生を掛け近距離を長時間見続けます。
その時に起きる問題が勉強の効率や質に影響する事は想像に難くありません。
新しい学生生活が始まるまでのお休みに、釣りが目一杯楽しめる快適サングラスを用意いたします!
Tさん本当にありがとうございました!!
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