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屈折”率”と屈折”力”

こんばんは!プラオプ ハセガワです。

ついに長岡にも白い物が降ってきましたよ・・・この間冬服を出したばかりだと思ったのに・・・早い・・・

さて、今日のお話ですが、メガネや目のお話で出てくる言葉で「屈折力」とか「屈折率」というのがあります。

たまにこれが、こんがらがってる事があります。

「屈折”率”」と「屈折”力”」は違う物です。

屈折率とは

素材固有のもので、その素材が光を曲げやすいか?という事です。

例えば全く同じ形のレンズで屈折率の高い素材を使ったものと、低い物があったとしたら、同じ形であるはずなのに屈折率の高いレンズの方が光を強く曲げます。

それが、狙いよりも曲がりすぎてしまうのなら、レンズの形の方をあまり光が曲がらない形に直さないといけません。

それはつまり「レンズが薄くなる」という事なのです。

屈折力とは

レンズの光を曲げる強さのことです。

あるレンズが1m先で焦点が合うとします。

それに対してあるレンズは50cmで焦点が合うとします。

この違いが「屈折力」の違いです。

50cmで焦点が合う方が光をより強く曲げていますので屈折力の高いレンズということになります。

この屈折力は「素材の屈折率」と「レンズの形」で変わります。

同じ屈折率であれば屈折力の強い方が「レンズが厚くなる」というわけです。

単純にある物体が光を曲げる強さは「屈折力」です。

単位は「D:ディオプター」で1m先に焦点が合うのが「1D」で50cm先に焦点が合うのは2倍強いので「2D」です。

例えていうなら・・・

例えば1リットルの瓶があって、そこに水を充したら1kg(+瓶の重さ)になりますね。

でもそこに砂を詰めたら1kgよりも重くなります。(+瓶の重さ・・・)

形は変わっていないのに重さが違う。

中に入れた物体の違いが「屈折率」の違い。実際の重さが「屈折力」の違い。

そんな感じに似ていますね。

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